遠出をすることなく、お家の庭でバーベキューできたらなぁ。
と思って、色々と調べていました。
庭でバーベキューする時に気をつけなければいけないのが「近隣への迷惑」です。
煙・臭い・騒音を抑えないと近所の迷惑になってしまいます。
そこで見つけたのがこのグリル。
「ロータスグリル」
- バーベキューをやる時の煙がとても少ない
- 臭いもとても少ない
- 着火も炭の扱いも超簡単
- 本体外側が熱くならないので置き場所・扱いに困らない
この「ロータスグリル」はバーベキュー初心者でも簡単に扱えるように作られています。
特に「煙」と「着火」に着目して、誰でも簡単に楽しくバーベキューできるように考えられています。
確かに使ってみると、炭への着火は何も苦労せず一瞬でできたし、煙もほとんど出ないので何も気にせずバーベキューをすることができました。
今回はこの素晴らしい「ロータスグリル」を使ってバーベキューをした過程を紹介しながらレビューしたいと思います!
ロータスグリルとは
ロータスグリルとは、ドイツのハーフェレという会社が作った無煙炭火バーベキューグリルです。
バーベキューというと炭火で煙を盛大に出してワイルドにおこなうものというイメージでしたが、このロータスグリルは炭火なのに煙がほとんど出なく、臭いも抑えて、炭火も誰でも簡単に扱えるように作られています。
ロータスグリルは煙と臭いを抑えた上に簡単に使えるで、庭やベランダなどでもバーベキューができます。
値段が少々しますが、近隣への煙や臭いによる迷惑を考えれば必要な投資です。
ロータスグリルで僕もお家の庭バーベキューデビューをすることができました。
ロータスグリルの無煙の仕組み
なぜロータスグリルは炭火なのに無煙になるのでしょうか。
仕組みはこの絵の通りです。
- 炭はコンテナの中に入っている
- その炭に電池駆動のファンで風を送って着火する
- コンテナからの熱がファンからの風で運ばれて食材を温める
- 食材から落ちた油などが直接炭に当たらないので煙が出ない
簡単に説明すると、炭がコンテナと呼ばれる入れ物に入っているので、焼いた肉などから落ちた油が炭に当たらないので煙が出ない・・という仕組みなのです。
しかも電池駆動のファンが風を炭に送ってくれるので、着火も簡単ですし、火力の調整も簡単なのです。
動画でロータスグリルの仕組みを見ることもできます。
ロータスグリルの無煙の動画
ロータスグリルの公式に一般的なグリルとの煙の比較動画がありましたので紹介します。
左側の普通のグリルでは煙が出ていますが、右側のロータスグリルは全くと言っていい程、煙が出ていません。
素晴らしい発明品ですよね。
ロータスグリルシリーズの大きさの違い
ロータスグリル には4種類の大きさのモデルがあります。
僕は4人から6人位でバーベキューをしたかったのでXLを選びました。
各モデルのサイズは以下の通りです。
モデル | 直径 | 高さ | 重さ |
---|---|---|---|
Sサイズ | 約292mm | 約210mm | 2.8kg |
Rサイズ | 約350mm | 約234mm | 3.7kg |
XLサイズ | 約435mm | 約257mm | 6.5kg |
XXLサイズ | 約600mm | 約284mm | 21.8kg |
個人的なイメージで各サイズの説明をすると・・
- Sサイズは1人か2人でちょっとずつ焼くコンパクトサイズ。
- Rサイズは3人、4人で使う一般的なサイズ。
- XLサイズは5人〜6人位でバーベキューをするちょっと大きめタイプ。
- XXLサイズは大人数で一気にたくさん焼く大型タイプ。
こんなイメージです。
そして、大きくなればなるほど価格もどんどん上がっていきます。
XXLサイズなんてかなりプレミア価格ですよ・・。
ロータスグリル レビュー
それでは「ロータスグリルXL」を購入しましたので早速レビューしていきます。
さて、どんなパーツで構成されているのでしょうか。
全体像
ロータスグリルは組み上がった状態で届きました。
それでは各パーツをバラしていきます。
アウターボール
ロータスグリルの外側のパーツになります。
実は内側の熱くなる部分と外側のこのアウターボールとがしっかりと分かれているので、加熱時でも外側とか底面は熱くならないのです。
熱した状態でもこのアウターボールは触れるので危なくなくて結構安心ですよ。
アウターボールの底面には足が三つ付いています。
そして電池はこの底面に収納します。
電池は付属してきました。
単三電池4本をセットします。
インナーボール
ここに食材から落ちた油などがつきます。
基本的にバーベキュー後に掃除するのは網とこのインナーボールです。
掃除はそれだけなので結構簡単です。
チャコールコンテナ
炭を入れる入れ物「チャコールコンテナ」です。
これがロータスグリルの無煙技術の中心的存在です。
チャコールコンテナは3つのパーツに分かれます。
- 炭火を入れるチャコールコンテナ(下)
- 蓋となるチャコールコンテナ・カバー(右上)
- 着火剤をセットする着火プレート(左上)
このようにチャコールコンテナとインナーボールをアウターボールにセットします。
後ほど炭の入れ方や着火の方法は説明します。
グリル用網
グリル用網です。
網目が結構荒いので、小さいものを焼く時はこの網の上に網目の小さいものを重ねて置くと良いでしょう。
僕は100均で適当な網を買ってきてこのように載っけて使いました。
各付属品
一緒にこのような付属品が届きました。
- USB電源用ケーブル
- ブナ木炭2袋
- チャッカマン
- トング
- ジェル状着火剤
- 取扱説明書
もしかしたらチャッカマンとトングは特別だったかもしれません。
ブナ木炭2袋は最初の体験用という感じですかね。
僕はこの2袋は1時間20分程で使い切りました。
でもこの付属品のおかげで、ほとんど他に何も用意せずにバーベキュー をすることができました。
ちなみにUSB電源でもロータスグリルは動かすことができるので、モバイルバッテリーとかを使っても良いでしょう。
専用ケース
ロータスグリルがすっぽりと全部入ってしまう専用ケースも付いてきます。
こういう入れ物ってあると本当に便利なので助かります。
ロータスグリルの使い方
それでは実際にロータスグリルの使い方を解説していきます。
まず、電池をセットするのは忘れないでくださいね。
チャコールコンテナに炭を入れる
まずチャコールコンテナに炭を入れましょう。
付属したブナ木炭を2袋入れたらこのように満タンになりました。
着火剤を着火プレートに塗る
次に、チャコールコンテナを外して着火プレートがインナーボールの上に載った状態にします。
ジェル状の着火剤を約1cmの幅で円状に回し塗りします。
円状になっていれば良いのでそんなにキレイじゃなくても良さそうです。
ファンをつける
ファンのスイッチを右に一杯まで回して最大にします。
これを忘れると炭に火がつかないので気をつけてください。
着火剤に火をつける
付属のチャッカマンで着火剤に火をつけます。
一瞬で火がついて一気に広がります。
さすが着火剤。
チャコールコンテナを載せる
炭を入れたチャコールコンテナを火のついた着火プレートの上にしっかりと載せます。
これで一気に炭に火が回って行きます。
網を付ける
最後に網を載っけて、しっかりとロックをしたら準備完了です。
あとは網が温まるのを待つのみです。
ほんとにすぐに炭に火が回って赤くなっていきます。
着火から網が温まるまでがとても早いです。
ロータスグリルは本当に煙が少なかった
ステーキ肉、ソーセージ、野菜、帆立などを焼きましたが、本当に煙が少なかったです。
炭に油が落ちることがないので、煙がたたないのですね。
素晴らしい仕組みです。
もちろん、フライパンで肉を焼いた時のような煙?は出ます。
ですがバーベキュー特有の盛大な煙は全然出ないので、近所への迷惑はかなり抑えられていると思います。
お家の庭でバーベキューを気兼ねなしに楽しむことができました。
それに炭火への着火などもめちゃくちゃ簡単だったので、何も苦労することなくできました。
ちょっと高いけどロータスグリルを手にいれて良かった・・。
常にご近所からの苦情にビクビクしながらバーベキューをやることを思うと良い買い物をしました。
これからちょこちょことお家の庭バーベキューをするのが楽しみになってきました!