ルンバ880のタイヤがツルツルになって、掃除をしている途中で段差が登れなかったり、なんでもない所で佇んでいたりしたので、タイヤを交換しました。
2014年製のルンバ880なので、かれこれ4年も使っていましたので、タイヤもなくなるものですよね。
前回はとりあえず応急処置でビニールテープを巻いてしのいでいましたが、やっぱりあんまり良い感じではなかったので、高かったですが交換用のタイヤを購入して思い切って自分で直してみました。
めちゃくちゃ簡単にタイヤ交換できてしまったので、紹介したいと思います。
ルンバ880のタイヤの山がなくなってツルツルに・・
この写真見てください!
タイヤが擦り減りすぎてツルッツルです。
こんなにツルツルになってしまうものなんですね・・。
ルンバが段差を登らなくなり、なんでもない所で佇んだりするようになって、ふと気付いたらタイヤがこんなになっていました。
使用した4年という月日を長く感じます・・。
注文した新品のタイヤセットが届いたよ!
届きました!
ルンバの左右タイヤセット!
さすが新品のタイヤは山がしっかりとありますね!
そうですよ。
本来ならこういうデコボコがタイヤの表面にあるべきです。
ツルツルじゃ滑ってばっかりですよね。
高いですが、これより安いものはあまり見つからなかったのと、1点2000円程安いのが見つかりましたが評価が悪いし正規品ではない粗悪品のようでしたのでパスしました。
やっぱり安心できる製品がいいです!
安物買いの銭失いにならないようにしないと・・。
ルンバ880のタイヤ交換方法〜ゴミ収納ボックスを外す〜
さっそく分解方法を解説していきます。
ぼくのルンバはルンバ880なので、他の型式をお持ちの方は参考までにお願いします。
ですが、タイヤ自体は全て共通部品なので、交換方法は似ていると思います。
それでは、まず赤丸部分の「ゴミ収納ボックス」を外していきましょう。
外さなくても作業はできると思いますが、一応外しておきましょう。
こちらがゴミ収納ボックスを外したところです。
ルンバ880のタイヤ交換方法〜ブラシと前輪を外す〜
次に赤丸部分のルンバのブラシを外していきます。
こちらはマイナスドライバーで外すと簡単です。
中央のネジを回せば簡単に外れます。
次にこちらの前輪を外します。
前輪はネジなどなく、指で掴んで引っ張れば簡単に外れます。
スポッと抜く感じです。
ルンバのブラシを外すとこんな感じになります。
ルンバの前輪をスッポ抜くとこんな感じになります。
ルンバ880のタイヤ交換方法〜裏面の蓋を外す〜
それでは、ルンバの裏蓋を外していきます。
赤い丸の4箇所のネジを外していきます。
こちらは大きめのプラスドライバーで外します。
ネジはポロッと外れるのではなく、裏蓋などにくっついた状態で外れますよ。
まずバッテリーの蓋が外れた後、このようにルンバの裏側全体を覆う蓋が外れます。
結構簡単に外れちゃいますよー。
ちなみにバッテリーも念の為、外しておきましょう。
タイヤ交換中にいきなり動いたら怖いですからねー。
ルンバの裏蓋が外れた状態がこれです。
これでやっとタイヤのユニットがしっかり見える状態になります。
あと少しでタイヤ交換終了ですから、もう少し頑張りましょう!
ルンバ880のタイヤ交換方法〜タイヤユニット交換〜
さぁ!それではルンバのタイヤユニットを外していきます。
赤丸の部分のネジ3つを外せば、タイヤユニットが外れます。
裏蓋を外したプラスドライバーより1サイズ小さいプラスドライバーを使いましょう。
クルクルネジを回していきましょう。
3つのネジを緩めたら、スポっとタイヤユニットがごっそりと取れます。
そんなに力を入れなくても、スポっと取れますからね!
抜けなかったらネジがまだ緩みきってないと思いますので、ネジをしっかりと回しましょう。
ルンバのタイヤユニットを抜いたところに、そのまま新しく購入したタイヤユニットを入れていきましょう。
これも簡単にスポっと入ります。
これで先程の逆の要領で、ネジを3箇所締めていきましょう。
この素晴らしいタイヤのデコボコ!
しっかりと仕事してくれそうな臭いがプンプンしますね!
ネジは締めすぎないように適度に締めましょうね。
今の作業を逆のタイヤもやっていきましょう。
ネジ3箇所を緩めて、タイヤユニットを交換してネジを締める・・という動作は一緒です。
両側のタイヤユニットを換えたら、最後の仕上げですよー!
ルンバ880のタイヤ交換方法〜裏蓋、ブラシ、前輪の取り付け〜
それでは、ルンバを元の状態に戻していきます。
まずは外したバッテリーを元に戻しましょう。
バッテリーを穴にスポっと入れます。入れるだけです。
そしたら裏蓋とバッテリーの蓋を取り付けます。
赤い丸の4箇所のネジを締めればOKです。
締め過ぎに注意しましょう。
適度に・・適度に・・。
次に取り外したブラシと前輪を取り付けます。
ブラシはマイナスドライバーでネジを回して取り付けます。
前輪はスポっと入れるだけです。
最後に、ゴミ収納ボックスを取り付けたらおしまいです!
お疲れ様でした!!
ルンバ880のタイヤ交換方法〜ルンバの初期設定〜
この状態で電源を入れるとルンバが初期状態に戻っています。
これは一度バッテリーを外したからですね。
でも、曜日、時間を設定するだけですのでサクッと終わらせちゃいましょう。
「DAY」ボタンを押して曜日を合わせる。
「HOUR」ボタンを押して時間を合わせる。AM、PMに注意です。
「MINUTE」ボタンを押して分を合わせる。
「OK」ボタンを押して終了。
これで全て終了です!
お疲れ様でした!
ルンバ880のタイヤ交換終了!
これでルンバのタイヤは新品です!
いやぁ、新品のタイヤはかっこいいですね。
ルンバが新しくなったような気がしちゃいます。
このデコボコのタイヤの山が、地面をしっかりととらえて、段差もグイグイ登っていくんですね。
これで、また4年は持つと思います!
さっそくルンバを動かしてみたら、当たり前ですがすこぶる快調です!
「段差を登らない」「なぜか佇む」という症状は消えてしまいました。
まぁ、車や自転車を考えると4年間も使えばタイヤも擦り減りますよね。
ちょっと高い修理費でしたが、またルンバ君がしっかりと部屋を掃除してくれるのでしたら、やむを得ない出費ですね。
タイヤは重要な部品ですので、しっかりとしたものを購入して、ちゃんと直しましょう!
タイヤユニットを交換してて気付いたのですが、タイヤユニットにはタイヤを動かすモーターも内蔵されていましたので、ルンバ自体の動作も新品のモーターに変わってすこぶる快調になりましたよ。
モーターも入っているのでこの値段なのですね。
まぁルンバが、タイヤもモーターも新品に変わって生まれ変わったのですから、この出費も納得です。
よかったよかった。
他にもルンバの消耗品を交換しませんか?
掃除の能力が蘇りますよ!
>>ルンバ880をメンテナンスしてすこぶる快適に!【ブラシとローラー交換】
https://shu-kan.com/roomba-maintenance/
ルンバのバッテリーがすぐ切れるようなら、バッテリー交換で蘇りますよ!